コロナ禍の影響で長期順延となっていた全日本ロードレースがようやく開幕し、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOで8月10日の決勝を迎えました。前日までの大雨から一転、真夏の太陽が容赦なく照り付ける灼熱のレースとなりました。
前回のNEWSでもお伝えした通り、今シーズンST1000クラスにWill raise racing RS-ITOH から参戦する伊藤和輝選手はKawasaki ZX-10RにMecTronik 製ECU MKE7を搭載しています。
7月のSUGOロードレース選手権で3位表彰台を獲得し、気合十分で臨んだ全日本ロードの開幕戦でしたが、予選はやや不完全燃焼気味の12番グリッドとなりました。
井筒監督から、スイッチを入れるタイミングが大事とのコメントをもらいレースに臨む伊藤和輝選手。いよいよ決勝レースのグリッドに付きます。少し苦手意識のあったスタートも今回はバッチリ決まりました。
今シーズンから始まったST1000クラス、ダンロップタイヤのワンメイク、転倒者が続出する中、伊藤選手は着実に周回を重ね順位を上げてゆきました。17周のレースで15周目に突然赤旗が提示されこの赤旗をもってレース成立となり伊藤和輝選手は6位入賞を果たしました。
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そして、このレースで大変悲しい事故が起きました。ST1000クラス決勝の5周目のシケインで転倒した岩崎哲朗選手が亡くなられました。心よりご冥福をお祈りいたします。