ご無沙汰しておりました。ネコラムです。新型コロナウィルスの感染拡大を予防するための活動自粛は私たち二輪業界も例外ではなく、この数カ月レースイベントの中止や延期はもとより、サーキットでのスポーツ走行なども控える日々が続いておりました。
以前、Newsページでご紹介した全日本ロードレースに今シーズンから新設されたST1000クラスに向けて開発しMFJの公認を受けたECU2機種もその活躍を待機せざるを得ない状況となっておりました。
しかし、この自粛の期間はある意味レイクラフトにとっては「ピンチはチャンス」の恵みの時間でもありました。レース開幕が延期されたこの時間に、ECUのベースセッティングの熟成や対応車種展開の拡充などじっくり時間をかけて行う開発作業を進めることが出来たからです。
そして、緊急事態宣言も解除され行動自粛も徐々に緩和されつつある中でステイホーム中に蓄積していたテストプランやセッティングをついに外に出て試す時が来ました!
前置きが長くなりましたが(ネコラムではよくあることなのでお許しを・・・)今回のコラムは、昨年8月のコラムでご紹介したGSX-R1000+MecTronik MKE7のプロジェクト第2段!「トラクションコントロールの熟成」のお話です。以前のこのコラムはこちらからどうぞ。⇒GSX-R1000 + MecTronik MKE7 シェイクダウン完了!
トラクションコントロールってどうやって熟成するの?トラクションコントロールってセッティングで変わるの?そもそもトラクションコントロールって何をセッティングするの?疑問は尽きないと思います。
「そぉですよねぇ~、わかります~」(夜廻り猫のワカルちゃん風に言ってみました。)
だって普通トラクションコントロールはレベルスイッチを上げ下げするか、モードを切り替えるかだけで、その中身を調整するなんて考えたこともないですよね。「そぉですよねぇ~、わかります~」(くどい!(笑))。
と、ここでネコラムはどうしようか迷っています。プロジェクトの話に持っていくのか、それともトラコンのセッティングの話を掘り下げるのか?今回はお堅い導入のネコラムでしたがワカルちゃんの登場で一気にゆる~い感じになってしまっています。マズイ!というわけで、夜も更けてきたので今日のところはこれでインオペとさせて頂き、この後のコラムの展開を寝ながら考えたいと思います。(コラムというより日記になってしまいました。)次のコラムをお楽しみに~。