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わたくしたちレイクラフト・レーシングサービスは、データロガーや汎用ECUの販売を通し、レーシングマシンの計測、エンジンのマネージメントシステムの開発請負、レースのコンサルティングなどを行い、早いセットと速いセットを提供することを目指しています。
「プライベーターとファクトリーの差を少しでも無くしたい」との思いから、1997年、レイクラフト・レーシングサービスはスタートしました。私、原澤はそれまで10年間、自動車メーカーでラリー用エンジン開発に携わり、その後2年半、ヨシムラジャパンで二輪用エンジンの制御開発や実走セッティングに携わりました。これらの経験および知識をベースに「プライベーターでもここまで出来る」を実現したくてレイクラフトを立ち上げました。
当時、車両にデータロガーを搭載してデータ計測を行い、車両のセットに反映させるという手法は、あくまで資金的に豊かなファクトリーチームだけのものと考えられていました。しかし、モータースポーツの盛んなヨーロッパでは、プライベーターのみならず、ノービスレベルでも、データロガーを使って現状を把握し、セッティングを決めていくというやり方が浸透していました。
レイクラフトは1997年に、二輪用データロガーではトッププランドのドイツ2D社の正規ディーラーとなり、プライベート・ユーザーを中心にデータロガーの普及に努めました。その後数年間で次第にデータロガーの認知度は高まり、ついには2003年に、二輪トップメーカーまでもがレース用車両を対象にしたデータロガーを量販するに至りました。
現在、レイクラフトが取り扱う2Dデータロガーは、レーシングユースにとどまらず、二輪メーカーのレース及び量産開発、自動車メーカー/自動車部品メーカーのレースおよび量産開発などに幅広く採用頂いております。
データロガーと並ぶ、レイクラフトのもうひとつの柱は、汎用ECUの販売および、レースでアドバンテージを持てるECUセッティングの提供です。
メーカー純正のECUや、メーカーの設定するキットECUでは対応できない、細かな設定変更や、ユーザーの要求に合ったエンジンセッティングを可能にするのが汎用ECUです。汎用ECUを様々な車種に対応させていくには、それぞれの車種についての詳しい知識や制御内容の把握などにはじまり、燃料や点火時期に対するノウハウなどが必要となります。
レイクラフトでは、これまで多種多様な車種に汎用ECUを導入し、ユーザーの皆様からご満足頂いております。また制御内容も燃料噴射量および点火進角の適正化といったシンプルなものから、A/Fフィードバックコントロール、トレースノックコントロール、トラクションコントロール、ローンチコントロール、アンチウィリーコントロール、DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)マルチパラメータコントロールといったトータルコントロールも提案させていただいております。しかしながら基本は「燃料噴射量および点火進角の適正化」が優先と考えております。このベースセットの適正化がその後のいろいろなコントロールをさらに有効に機能させることになるからです。現在はモーテック、マグネッティ・マレリ、EFI、TDDを取り扱っておりますが、今後もユーザーの皆様の要求を満たすECUを探し、最適な制御環境をご提供して行きたいと考えております。
レイクラフトが現在取り扱っている汎用ECUの中でもモーテックとマグネティマレリに関してはソフトウエア(ファームウエアを含む)のアップデートが比較的早く、マグネティマレリに関してはオーダーでお客様からご要求いただいた機能追加にも短時間で対応可能です。このサービスは他の汎用ECUメーカーではほとんど行われていません。
わたくしたちの仕事についてもっと詳しく知りたい方は、Clubman Lineのページをご覧下さい。
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