全日本ロードレース選手権は早くもRd.4を迎え決戦の場はここ筑波サーキット!
ただ、J-GP3にとっては、Rd.1のもてぎ以来の2戦目となります。
ほぼ、中3ヶ月のインターバルで、この長い準備期間が各チームにとって吉と出るか凶と出るか、チームとライダーの力が問われるラウンドです。
6月中旬に行われた合同テストの3日目では、非公式ながら國峰琢磨選手と山田誓己選手がコースレコードを破る好タイムを出しているので、今回のレースでもさらなるタイム更新が期待されます。
そして、土曜日、A組とB組にわかれ、それぞれ午前と午後の2回の予選セッションが行われ、おおかたの予想通り各セッションのトップは國峰選手と山田選手が奪い合う形となりました。
総合結果は両選手ともコースレコードを更新してポールポジションが 59秒035 をマークした山田誓己選手、2番手は 59秒088 の國峰選手となり、マイクロテックECU にとっての初ポールポジション獲得となりました。 続く3番手は山本剛大選手、6番手に大久保光選手とマイクロテックユーザーが上位を占めました。
そのほかにも、11番手 徳留選手、12番手 宇井選手、13番手 小室選手、 14番手 北見選手、15番手 鳥羽海渡選手とマイクロテックユーザーが善戦しました。
迎えた決勝の日曜日は曇天の蒸し暑い天候となり、路面温度も30度を超えるコンディションの中でレーススタート!
予想通り、山田選手と國峰選手がレースをリード。 しかし、3周目のアジアコーナーで國峰選手が痛恨の転倒。 このあと後続から抜け出した山本剛大選手が山田選手に追いつき周回を重ねていきます。
その間に再スタートを切った國峰選手が59秒台で周回し、ついに山本選手に追いつくかというところの20周目で、今度は山本選手がまさかの転倒。
しかし、こうした後続の追い上げをものともせずに常にトップをキープした山田誓己選手が素晴らしいポール・トゥ・ウィンで2連勝を飾り、またしてもマイクロテックECUにうれしい勲章をもたらして頂きました。
さらに、3位には予選11番手から追い上げた徳留真紀選手が入り、マイクロテックユーザーが表彰台の1位と3位を獲得することが出来ました。
そのほかにも4位に大久保光選手、6位に北見剣選手、9位に鳥羽海渡選手、など、20位までにマイクロテックユーザーが総勢8名という好成績をあげるげることが出来ました。
ECUは、ただ取り付けているだけでは速さのお手伝いにはなりません。 自分が何をECUに求めるのか、どんな走りをしたいのかが明確であればあるほど、そのセッティング機能が発揮されてゆきます。
マイクロテックのECUユーザーの皆さんも、現在検討中の皆さんもぜひ、私たちが頭を抱えてしまうような難題を何でもぶつけてきてください! お待ちしております。