M232Rのソフトウエアがアップデートされました。それに伴い以下の
エンジンにもM232Rは対応することが可能になりました。
Aprilia RXV450/550 SXV450/550 KTM RC8 RC8R
HONDA CRF250/450 & RC45/NR YAMAHA T-MAX
SUZUKI RMZ250/450
KAWASAKI KXF250/450/NewZX10R
HONDA / SUZUKI / KSAWAKI のモトクロッサーに関してはモトクロス
ユースであればマイクロテックでは専用のプラグアンドプレーのバッテリーレス
対応のECUがあります。(M222-->CRF用、M206-->RMZ/KXF用)
しかしながらモタード用途であればM232Rの方がいろいろな路面に対応が可能
でありセッティングの自由度が大きく広がります。
例えばターマックとグラベルが混在するコースでは全く異なるセッティングが可能
である。トラクションコントロールやA/Fフィードバックに関しても全く異なるターゲ
ットを設定できる。これはあまり知られていない話であるが、オフロードの世界では
海外メーカーに関してはECUの制御内容はワークスECUとキットECUでは大きく
異なることが知られています。このことを考えれば国内に関しても同様ではないだ
ろうか。国内にはモタードに関してはワークスチームはないかもしれないがトップ
クラスになればなるほどECUの能力差が出るはずである。
国内ではまだECUに細かな仕事させることによるアドバンテージを得ようとする動き
がないことは少しもったいない気がする。例えばトラクションコントロールを例にする
と一般的な見方はモタード=テールスライドでありトラクションコントロールは無関係
と考えている個人やチームが多いがトラクションコントロールとはスライドを止める
機能ではなく、スライドを適正値にコントロールするというものである。
このことを考えればモタード競技でもトップカテゴリーチームはもっと新しいことに
チャレンジしてもおもしろいのではないだろうか。今回のソフトウエアアップデートで
Apriliaのモタード車両にも対応したのでぜひ全日本レベルのモタード車両を作っ
てほしい。興味のあるチームはレイクラフトに連絡願います。国産車/輸入車に関
係なくECU/ロガーに関しての協力ができると思います。