今回のコラムもまた仙台のフクダテクニカさんでのお話。
なんだかいつもレイクラフトは仙台に行っていると思われてしまうかもしれないが、実はここのところずっと全日本ロードレース選手権のレースや事前テストが続いていて、今回も鈴鹿での事前テストからとんぼ返りで仙台に来た次第。
このところ、フクダテクニカさんで”電気もの”のカスタムが増えているのも事実ですが・・・
というわけで今日の1台目はMVアグスタ・F4 1078です!
これまでノーマルのECUだったそうですが、ノーマルだと8000rpmあたりでリミッターが効いてしまうので、アグスタの醍醐味であるその先の回転域を是非味わってみたいというオーナー様のご希望で、今回マイクロテックのプラグインECU M191、通称”青箱”を取り付けることになった。
フクダテクニカさんでは、以前こちらのコラムでも紹介した通り、過去にもF4にM191を取り付けていただいた実績もあり、勝手も分かっているので取付からエンジン始動まではまさにあっという間。
次にシャシーローラーに載せて本格的にセッティング開始。
M191に付属しているベースマップをもとに、主に点火時期を調整。13000rpm近辺までスムーズに吹け上がるようになった。
この車両、エグゾーストはノーマルなのに結構馬力出てます。 もしモトコルセのフルエキなど付けたりしたらどうなってしまうんでしょうか~! 興味をそそられます。
さて、アグスタ三昧の2台目は、以前こちらのコラムで紹介したF4 1000R 312。
今回はシフターを取り付けます。シフターについての詳しい話しは次に掲載予定の”シフター三昧”でご紹介しますのでお楽しみに。
いやーそれにしてもアグスタってホントに「深い」。見れば見るほど美しい。
「美人は三日で飽きる」などと言われますがアグスタは3日見たら離れられなくなるかも。やはり”至宝”と呼ばれるだけのことはあります。
今回アグスタと過ごした短い時間ですっかり魅了されてしまいました。